男性専用のメタボ外来を開設
医療法人社団シーズ・メディカルグループ シロノクリニックは2014年4月、男性専用のメタボ外来を開設しました。ここ10年から20年の間に欧米に比べると少ないものの、肥満者の割合がとても増えています。厚生労働省の日本人の肥満調査結果に着目していたシロノクリニックでは、40代から60代の肥満者が30%を超えていたことを考慮し、男性専用のメタボ外来の開設に至りました。
初回に肥満遺伝子検査(検査代¥10,000 税別)を受けた上で、検査結果をベースにして食事療法や運動療法、男性専用点滴、温熱療法を提案してくれます。また、管理栄養士による内臓脂肪改善メニューのセミナーも定期的に開催し、どなたでも参加できる予定です。
(画像はプレスリリースより)
女性より高い糖尿病のリスク
女性の肥満の割合は、10年前20年前に比べて減少しています。また、20~40代では低体重が増加傾向にあり、男性の方が生活習慣病にかかりやすいことが明らかになっています。このまま放っておけば、糖尿病や虚血性心疾患、脳卒中、癌などに直結すると言っても過言ではないでしょう。
男性に多く見られるのは、お腹周りや上半身に脂肪が付く「内臓脂肪型肥満」です。特に中高年に多く余分なエネルギーの貯蔵である内臓脂肪は、糖尿病や動脈硬化、高血圧症になりやすくなります。そして動脈硬化が原因である心臓病と脳血管疾患は、日本人の死因の30%も占めているというのが現実です。
男性専用の待合室が用意されるなど、男性が来院しやすい環境が整えられているので、安心して受診できます。メタボに関する悩みがある方は、早めの受診がおすすめです。

シロノクリニック
http://www.shirono.net/プレスリリース(@Press)
http://www.atpress.ne.jp/view/45456