男女1100人を対象にランニングに関する調査を実施
近年、初心者から上級者まで、親しみやすいスポーツとして普及しているランニング。
今回、株式会社クロス・マーケティングが関東(1都3県)の20代から60代の男女1100人を対象に、「社会人のランニングに関する調査」を実施した。
「ダイエットのため」は20代女性と40代男性
その結果、ランニング実施理由については「健康維持のため」が65パーセント。「体力作りのため」が61パーセントと上位に並んだ。
世代別では、5割以上の20代の女性と40代の男性が「ダイエットのため」とした。
ランニングを継続するための工夫としては、1位が「疲れていたら休む」となっており、自分の生活リズムに合わせてランニングを上手に取り入れている人が多いことがわかる。また、2位は「走りやすいウェアやシューズを選ぶ」という結果となった。
機能性とファッション性のどちらも重視
グッズに着目すると、近年ウェアやシューズはおしゃれで機能的なものが増えている。ランニングシューズ市場規模は昨年度500億円を超え、ウェアやシューズに求められるファッション性・機能性はますます多様化している。
今回の調査では、横軸にグッズの機能性(クッション性・サポート性・軽さなど)の重要度、縦軸にファッション性(流行に合致したものや特定のブランドで揃えるなど)の重要度を取り、この2軸で5つのグループに分類した。
その結果、機能性もファッション性も重視する「流行敏感層」が32パーセントと最も多く、この層の平均年収は572万、ランニング仲間がいる割合も高く、グッズに対するこだわりも強いことがわかった。
また、スマートフォンなどのGPS機能やタイマー機能を使用して走行記録のデータを管理している「データ管理層」は、全体の13パーセントと最も低いが、直近1年間の大会参加率が最も高い結果(41パーセント)となった。自信のランニングペース・タイムへのこだわりをもっていると考えられる。

株式会社クロスマーケティング「社会人のランニングに関する調査」
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