頼れるこたつのお供
旬の果物や野菜は栄養価が高いうえに、お財布にも優しい価格なのが嬉しい。冬の果物と言えば、やはりミカンだ。外見から甘いものを当てたり皮でミカンアートをする人もいたりと、冬場の楽しい風物詩にもなっている。
こたつの上には常備したいミカンだが、食べては風邪防止やダイエットパワーもあるのをご存知だろうか。ミカンに含まれているヘスペリジンという物質には中性脂肪の増加を防ぐ効果があるといわれている。ヘスペリジンは袋や筋に含まれているので、皮をむいたらそのまま食べるようにしたい。
また、白い筋の部分や袋は食物繊維でできており、便秘改善の効果も期待できる。標準的サイズのミカンで1個40キロカロリー程度などで、少し食べ過ぎてもあまり気に病むことはない。しかし、食べ過ぎるともちろん果糖が含まれているし、手足が黄色くなるので注意は必要だ。
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美肌パワーもアリ!
ミカンの酸味はクエン酸によるものだ。クエン酸は疲労回復に効果がある。また、ビタミンCを多く含んでいるので美肌効果も期待できる。
ビタミンCには風邪への免疫力をつける、血管を丈夫にして動脈硬化を防ぐなど様々な効果がある。一日に1~2個食べれば必要なビタミンCは十分に摂取できるそうだ。ミカンにはビタミンCの働きを助けるシネフリンという物質も含まれている。
ビタミンCが最も含まれているのは、皮の部分だ。皮は食べることはできないので水洗いして天日干しにし、ネットに入れて入浴剤として利用することができる。血行促進や保湿効果などが期待できるとのことで、実から皮まで全て使えるミカンは冬の優秀食材だ。

健康Salada みかん特集
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