ダイエットに適した食材
日本では大晦日に年越し蕎麦を食べる習慣がある。この時ばかりはお蕎麦を食べる人が多いが、通常時はブームもあっかうどんを口にする機会が多い人もいるのではないだろうか。
うどんと蕎麦、どちらがダイエット向きの食材かと比較すると圧倒的に蕎麦に軍配が上がる。蕎麦はうどんや精白米と比較すると血糖値の上昇率が低いので、太りにくいと言われている。
また、ポリフェノールの一種「ルチン」が含まれているので、抗酸化作用が期待できる。ルチンには毛細血管を強くして血圧を下げる働きがあるので、心臓病や動脈硬化、高血圧の予防が期待できる。膵臓機能を活性化するので、糖尿病の予防にも役立つといわれている。
※イメージ
1年の疲れはお蕎麦で解消
蕎麦にはビタミンB類も多く含まれており、疲労回復に役立つB1は糖分やデンプンといった糖質をエネルギーに変換する役割がある。B2は脂質やタンパク質の代謝に関係する酵素の働きを助ける役割がある。蕎麦はダイエットにとってなくてはならない栄養分を含んでいる。
良質の食物性タンパク質や食物繊維も他の穀類と比較しても多く含まれており、蕎麦は栄養価の麺でも非常に優秀な食べ物である。
蕎麦の良質な栄養は水に溶けやすい性質があるので、ゆで汁は捨てずにとっておき、食べ終わった後に付け汁に入れて「そば湯」として飲むことで効率よく栄養を摂取することができる。今年の疲れや脂肪は今年のうちに解決できるよう、大晦日でなくてもお蕎麦を食べるようにしたい。
ただし、蕎麦はアレルギー症状が強いので、蕎麦アレルギーを持つ本人はもちろん、家族がアレルギーを持つ場合も十分に注意が必要だ。

マイクロダイエットネット 年越し以外でも常食したい栄養豊富な「そば」
http://microdiet.net/diet/000335.html