要注意なのは内臓脂肪型
お腹周りの脂肪が気になる、といってもお腹太りは6つものタイプに分けられるのをご存知だろうか。
まずはタイプ別に自己チェックをしてみよう。
1.痩せ型お腹だけぽっこり:基礎代謝少 腹筋低下で内臓下垂
2.食後に張る:早食い・大食い 胃腸がパンパン
3.便秘:食生活の乱れ 下腹ぽっこり
4.悪姿勢:猫背などで下腹の皮下脂肪がたわむ
5.リンゴ型肥満:おへそ周りを中心に内臓脂肪が蓄積。メタボの典型
6.全身体型崩れ型:体脂肪率25%以上(男性)、30%以上(女性)。全身に贅肉
注意したいのは5番と6番だ。
※イメージ
インナーマッスルを鍛えよう
痩せているのにお腹だけぽっこりしている人もいる。こういった人は太っているというわけではなく筋肉が少ないのだ。内臓を外から抑える力が弱いとぽっこりが目立つ場合がある。筋肉が少なくて基礎代謝が少ないと、エネルギーを燃焼しきれないので将来的に内臓に脂肪が付く危険性があるので、腹筋や背筋を鍛えることでぽっこりお腹と肥満因子を撃退することができる。
姿勢の悪さも体形が崩れて見える原因だ。頭頂部が上から引っ張られているように意識すると、表面から深部に渡って筋肉が使われるので姿勢が良くなり内臓を支える筋肉も鍛えられる。
一時的な食べ過ぎは、こまめにリセットすることが大切だ。七草粥とは大変に理にかなったものだ。脂肪細胞は節制ですぐに元の大きさに戻るが、カロリー過多の状態を放置すると肥大した脂肪細胞が分裂して数が増え、それぞれが肥大する危険性があるという。
お正月太りは今すぐ解消して、正しい姿勢で筋肉を鍛えるよう心がけよう。

日本経済新聞 ポッコリおなかの原因と美腹のポイント 筋肉鍛え、姿勢正しく
http://www.nikkei.com/article/