炭水化物の「質」を見直す
巷では炭水化物(糖質)抜きダイエットがもてはやされている。完全に絶ってしまうことの体への影響を危惧する意見もあるが、カロリーは高いので食べ過ぎを止めれば体重が減少するのは事実だ。
しかし、日本人の食生活の基本は長い間「米」に支えられてきた。パン食がご飯を抜いたとの報告もあるが、やはり温かいご飯を食べるとほっとする。炭水化物が必ずしもダイエットの敵ではないとの心強い研究結果も出てきている。
上手に炭水化物を摂取すれば、ダイエットにプラスの働きも期待できるとのこと。どんな食材に良質の炭水化物が含まれるかを知って、積極的に取り入れてみよう。
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もちろん、食べ過ぎないように
私たちが口にする食材には意外に炭水化物が含まれている。カーボスターというレジスタントスターチ(難消化性デンプン)を多く含んだ炭水化物を摂取するとよいそうだ。
パンやパスタを食べるにしても、小麦のものより全粒粉でできているものを選ぶようにしたい。このほかにもジャガイモやオーツ麦、玄米、ライ麦、豆類にもレジスタントスターチが含まれる。レジスタントスターチは消化されにくいのでお腹に溜まりやすい。血糖値を上げるグルコースに変わりにくいため、ダイエットには効果的だといわれている。
これらの食材を毎食取り入れるようにし、割合は全食事量の1/4程度に抑えると、1週間で2.5㎏も痩せるという結果が出ているそうだ。食べるときにはテレビを消し、よく噛んで食べることに集中するとよい。
精製された砂糖や小麦はダイエットにとってプラスにならない。ご飯もできるなら玄米で食べた方が栄養価の面でもプラスになる。食べ方や食材を工夫すれば、炭水化物もダイエットの味方にすることができる。

女性の美学 ダイエットの敵、炭水化物を食べても痩せられる方法
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