甘く見てると病気に原因に!
現代人は飽食の時代にも関わらず栄養が偏っている。ダイエッターは特に、極端な食事制限により貧血状態に陥りがちだ。
女性は男性より赤血球が少ない上に月経で定期的に出血するので、貧血になりやすい。よくあることだ、と放置するとめまいや動悸のみならず、肌や髪の状態が悪化したり疲れやすい、風邪をひきやすいなどのトラブルが頻発してくる。
たかが貧血、と侮っていると思わぬ病気が隠れていることもあるので注意したい。常にダイエットをしていたり、コンビニ弁当やインスタント食品が多い人は栄養分が偏りがちになるので意識して鉄分の多い食事をしたり、運動を心がけるようにしたい。
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普通の食事では、不足する鉄分
鉄分は意識してとっても不足になりがちな栄養素だ。鉄剤を飲むのもひとつだが、やはり食事から摂取したい。レバーをはじめ、牛や豚の赤身、カツオ・マグロ・アサリといった魚介類、ブロッコリー・ほうれん草・切り干し大根といった野菜にも鉄分は含まれる。
動物性食品にはヘム鉄、植物性食品には非ヘム鉄が含まれ、ヘム鉄の方が吸収効率が良いといわれる。非ヘム鉄は動物性タンパク質やビタミンCと一種に摂取することで吸収率が上がる。酢や酸味のある柑橘類と一緒に摂取すると胃液の分泌量が増えて非ヘム鉄の吸収効率向上に一役買うともいわれている。
貧血防止にはストレスを溜めないようにするとよい。ストレスはダイエットの敵でもあり、溜めていてもよいことは何もない。食生活の改善に適度の運動を組み合わせ、ホルモンバランスを整えて月経不順や過多を抑えることも貧血防止に繋がる。
ダイエット中こそ栄養価の高い食品を積極的に摂取し、健康を意識したい。

女性の美学 貧血を放置すると危険!5分で覚える貧血の対策と対処法
http://josei-bigaku.jp/health/hinketutaisaku01657/