旨いものはやっぱりカロリーも高い
アメリカの特に西海岸では「寿司」はヘルシー料理として非常に人気がある。確かにハンバーグとベーコンが挟まったキングサイズのバーガーにポテトを山盛りにしてあるプレートと比較すればヘルシーだが、具材によっては寿司も侮れない。
糖尿病専門医の福田正博がマイナビニュースの記事で寿司のカロリーについて指摘した。
高級なトロやイクラ、うなぎなどがカロリーが高いというのは想像できる。このほかの握りものではブリやサンマも比較的カロリーが高い。揚げ物や肉をネタにしているものも注意が必要なのだとか。
そして意外な落し穴がサラダ巻き。ヘルシーだと思いがちだが、マヨネーズを多く使っている。太巻きの具に使われるカンピョウや椎茸の煮物、いなり寿司の揚げは甘辛い味付けがされていて、砂糖がたくさん使用されている。寿司飯自体にも砂糖が使われており、ギュッと握ってある寿司はそれだけでかなりのカロリーになるそうだ。
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1貫数十カロリー塵も積もれば
ご飯の量にも左右されるが、確かに1貫あたりでは平均30~40kcal程度だ。しかしネタによっては100kcalを超すものもある。1食で何貫食べるだろうか?足し算してみるとかなり寿司も高カロリーであることが分かる。
ネタによってはかなりカロリーの低いものもある。マグロでも赤身のもの、貝類やイカ、タコなど歯ごたえのあるものはヘルシーだ。意外にカロリーが低いのは甘エビや白身の鯛だ。
カロリーの低いネタばかりにすると何となく味気なく物足りなく感じて、天ぷらなどを付けてしまっては意味がない。気持ちが満足できるよう好きなネタとローカロリーネタを上手く組み合わせ、お腹も心も満足できる食事タイムにしたい。

マイナビニュース 糖尿病専門医に聞く。意外に太りやすい食べ物とは
http://news.mynavi.jp/c_career/level1/yoko/2012/09/