カロリー制限の必要はなし!
ダイエットや糖尿病克服に効果があるとして「糖質制限食」を提唱する高雄病院理事長の医師・江部康二氏によると、糖質を制限すれば満腹になるまで食べてもダイエットができるとの記事が9月30日号の女性セブンに掲載された。
最近、炭水化物を制限するダイエットを推奨する記事を目にすることが多くなった。海外のセレブも実行しているとして注目を集めている。
炭水化物とはご飯やパンの以外に麺類、芋類、お菓子など食べられないものは意外に多い。それでも肉やお酒も制限する必要が無いとのことで、美食ダイエットとして支持する声もある。
なぜ糖分が体に良くないのか。どのようなメカニズムで痩せていくのか、炭水化物を制限する問題はないのかを知っておきたい。
※イメージ
脂肪がたまりにくい体に!
前出・江部氏によると、糖分の多い食事はインスリンの分泌を促し、余計に摂った糖分を脂肪に変えて蓄えてしまうそうだ。糖質制限食は血液中の糖分が少ないのでインスリンが分泌されず、体の脂肪を燃焼させるので痩せるとのこと。摂取した余分なカロリーは尿と一緒に体外へ排出されるそうだ。
ものすごく都合が良くて最強のダイエットのように思えるのだが、問題はないのだろうか。
糖質を制限するダイエットには反対する意見の医師も多い。糖質は脳の唯一の栄養源なので、カットすることで頭がぼーっとしてしまう、満腹感を感じないので食べ過ぎてしまい結局痩せられないと指摘する意見もある。
糖質を制限すれば好きなものが食べられるというのは魅力的ではあるが、デメリットも知って取り組みたい。

NESWポストセブン 女性セブン9月30日号
http://www.news-postseven.com/archives/