危険を伴う危険性アリ!賛否両論のダイエット
「ケトン体ダイエット」はアトキンス式ダイエット法とも呼ばれ、炭水化物を極端に制限し、糖に代わるエネルギー源として脂肪を分解してできるケトン体をエネルギー源として使うことで効率よく痩せられる状態にする。
ただ闇雲に炭水化物を抜いた食生活を続けるのは生命の危険を引き起こす。ケトン体ダイエットはダイエットの段階における細かい食事の決めごとがされており、素人が厳密に行うのは難しい。
それでも、脂肪が確実に燃焼するというのは魅力的だ。効果とリスクを知って冷静に実行するかの判断をしたい。
※イメージ
低炭水化物ダイエットとは何が違う?
炭水化物を制限するという点で、低炭水化物ダイエットと類似点はあるが、ケトン体ダイエットは体重の減少や経過と共に炭水化物の量を少しずつ増やしていく。
炭水化物のみを控え、脂質やタンパク質は通常通り食べることができるが、バランスに気を付けて炭水化物を食べていないからと通常より量を増やしすぎるのは良くない。
ダイエットの方法
ケトン体ダイエットを行うには、まず最初の2週間は全摂取カロリーの内炭水化物は5%以内にする。この状態で、体は脂肪分をエネルギー源とする「ケトーシス状態」となる。
2週間後からは1週間で1%ずつ炭水化物の割合を増やしていく段階へ入る。徐々に増やしていき、最終的に全体の20%を超えないところまで持っていく。目標体重に達したらケトーシス状態は不要となるが炭水化物は体重が増えない量で保つ必要がある。
ダイエットを開始すると体内がケトーシスに変化していくので、体がだるかったり頭がぼーっとしたりする。ケトン体は体にとっては有毒なので、体外へ排出するために脱水状態になりやすいので水やお茶などを一日2リットルは摂取する必要がある。
一つ間違えれば生命の危険を招きかねない危険を併せ持つダイエットだ。できることならプロのアドバイスを受けながら実践することが望ましいだろう。

マイクロダイエット 体脂肪を燃焼させる!?「ケトン体ダイエット」とは
http://microdiet.net/diet/000309.html