夜食は太るは常識だけど
人間の体には「体内時計」と呼ばれる時計遺伝子が存在する。最近の研究で体が脂肪を溜め込むメカニズムも時計遺伝子が司っていることが分かってきた。ダイエットをしたければ、そのリズムに合わせた生活をすることが必要だ。
体内時計は元々約25時間でリズムを刻んでいるが、24時間に合わせる必要がある。その役割を担うのが朝の光を浴びることと、朝食を食べることだ。
リズムが狂ったままでは食事時間に分泌されるはずの消化液やホルモンがうまく分泌せず、脂肪を溜め込みやすい体質となる。朝食抜きは太る元なのだ。
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タンパク質も摂取することが理想
朝食は軽く済まされがちだが、ダイエット中の理想は3:3:4の割合で食べるのが良い。トーストとコーヒーといったメニューの人もいるだろうが、トーストにチーズやハムを乗せるだけでもぐっとバランスが良くなる。
頭のエネルギーになる炭水化物を朝食に摂るのはよいことだが、これに体温や代謝を上げるタンパク質を組み合わせるのが良い。さらに野菜や果物を加えると理想的なバランスになる。果物には果糖が含まれており、朝食に摂取するのは良いとされる。
朝食で摂取したカロリーは日中の活動で消費されるので多少食べ過ぎてしまっても大丈夫だ。ダイエットのためと朝食を抜くなど、もってのほかだ。

NEWSポストセブン 朝食抜きは太る原因に 7時台にしっかり食べるのがおすすめ
http://www.news-postseven.com/archives/20120719_130350.html