睡眠不足はダイエットの敵
夜中なのに起きているとお腹が減り、食べてしまうのに動かないから太るというのが一般的な認識だが、体の中では何が起こっているのか。
夜中に起きていると寝不足になる。この「寝不足」というのが良くないとの記事がマイナビニュースに掲載された。
不眠傾向の人が太りやすくなるのには、3つの原因があるとのこと。睡眠時間が短い以外に、眠りが浅いことによる寝不足やストレスが常に溜まっている状態も良くない。食生活に気を付けているのに痩せられないという人は、自身の生活習慣を見直してみてほしい。
※イメージ
寝ないとお腹が減る!
寝不足により太るメカニズムはホルモンが深く関わっている。寝不足により体にストレスがかかると、コルチゾールというホルモンが分泌される。コルチゾールには脂肪を溜め込む作用がある。
また、睡眠時間が短いと食欲を増すホルモン・グレリンが増加し、食欲を抑制するホルモン・レプチンの分泌が減る。これにより、長時間起きているほどお腹が減るという状態になる。
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があるが、深い眠りのノンレム睡眠の時には脂肪分解作用を持つ成長ホルモンが分泌される。眠りが浅い状態や寝不足が続くと、成長ホルモンが充分に分泌されず、太りやすい状態となる。
人間の体は眠らないとどんどん太りやすい状態になっていくのだ。寝不足は頭の働きにも健康にとっても良いことはない。規則的な生活が、ダイエットの第1歩だ。

マイナビニュース 睡眠時間が少ないと太る!?
http://news.mynavi.jp/c_career/level1/yoko/2012/07/