野菜は天然のサプリメント
ダイエットの最新情報を届けるマイクロダイエットのサイトで第7の栄養素と言われる「ファイトケミカル」の特集が掲載された。
「ファイトケミカル」とはカテキン、リコピン、イソフラボン、アントシアニン、カプサイシンといった健康や美容に効果のある植物由来の栄養素のことだ。
ファイトケミカルは野菜の色素や香り成分、アクなどに含まれている。強い抗酸化作用や抗菌作用があり、体内で免疫機能を整えたりアンチエイジングや抗がん作用を発揮すると考えられている。
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彩りよいバランスの良い食事で取り入れよう
5大栄養素に引き続き、食物繊維は第6、ファイトケミカルは第7の栄養素と言われている。緑黄色野菜をはじめ、淡色野菜からも発見されている。
野菜や果物には1日の摂取目標量が定められているが、野菜350グラム、果物200グラム食べればファイトケミカルも1日の必要量を摂取することができる。
食材の色は赤、橙、黄、緑、紫、黒、白の7色があり、1週間かけてバランスよく摂取するよう心がけると良い。7色の中のダイエット効果が期待できるものをピックアップして紹介しよう。
「赤」に分類されるカプサイシンは、ご存じの通り唐辛子に含まれる辛み成分だ。体を温め、脂肪の燃焼をアップさせる働きがある。
「黒」に分類されるカテキンは緑茶に含まれている。カテキンは抗菌作用がある。カテキンを増量した健康増進目的の飲料も発売されており、ダイエット効果が謳われている。
ダイエット効果とは異なるが、「白」に分類されるイソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似た分子構造をしており、動脈硬化や骨粗鬆症の予防、皮膚や粘膜を健康に保つ効果がある。
色がついている野菜や食品を積極的にバランスよく摂取することで、理想的な食生活とダイエット効果が期待できる。

マイクロダイエットネット
http://microdiet.net/diet/000305.html