食物繊維やビタミンが豊富
ダイエットで甘いものを禁じようとすればするほど、脳は甘いものを欲して我慢しきれずにドカ食いに走ってしまう。そして激しく後悔したという経験をお持ちの人もいることだろう。
糖尿病治療の専門医・福田正博氏による果物とスイーツの違いとダイエットにおける上手な果物の利用方法がマイナビに掲載された。
甘み自体の質は同様であるが、スイーツは脂分を多く含んでおり、少量でも高カロリーになるが、果物は食物繊維や水分を多く含むため、スイーツと同じ量をためてもカロリーが低くなる。
生の果物にはビタミン・ミネラル・ポリフェノール類が豊富に含まれており、新陳代謝の向上や抗酸化効果が期待できる。
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果物にも盲点がある
果物はスイーツと比較しても栄養価に優れ、食物繊維による便秘解消などダイエット効果にも優れるように思える。しかし、果糖を含んでいるので食べ過ぎては結局ダイエットにとっては逆効果となる。
ドライフルーツは乾燥しているので栄養価は凝縮されているが、水分が抜けている分量を食べすぎてしまう危険性がある。食べ過ぎれば糖分の過剰摂取につながるので注意が必要だ。
また、メロンやモモなど甘い果物はそれだけ糖分を多く含んでいる。食べる時間にも注意を払いたい。缶詰の果物は加工されているので「お菓子」と考えた方が良い。
栄養価に優れ、甘いものがほしいときにも欲求を満たしてくれる果物だが、適量(1日200グラムを上手に取り入れてダイエットの味方にしたいものだ。

マイナビニュース 専門医が教える。果物はスイーツよりカロリーが低い?
http://news.mynavi.jp/c_career/level1/yoko/2012/06/