どのくらい食べたら?選び方は?
トマトから脂肪肝や中性脂肪に効果のある成分が発見されたとして、トマトのダイエット効果が取りざたされてスーパーからトマトが消えたのは記憶に新しい。
トマトは赤い色の成分リコピンに抗酸化作用があるとして、美容に効果があることはよく知られている。ダイエット効果も美容効果も見込めるトマト、どのくらい食べれば良いのか、効率的な摂取方法は、そしてスーパーに並ぶトマトのなかららどれを選べばよいのかを探っていきたい。
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トマトが赤くなると医者が青くなる
諺にもあるよう、赤いトマトは昔から健康になるとして知られてきた。トマトを選ぶときは、やはり真っ赤に熟している方がリコピンの含量が多いとされている。重みがあり、水に沈むものが良いそうだが、スーパーでは確認できないのでヘタが緑で生き生きしているものを選ぶと良い。
ダイエットに効果のある成分は、カロテンやリコピンとは異なる新しい機能性成分である。特にトマトジュースに多く脂肪燃焼作用のある成分が含まれている。
リコピンを摂取したい場合も生食のほか、ジュースやスープなどで摂るのも有効な手段だ。リコピンは1日15mgの摂取が理想で、目安としてはトマトLサイズで2個にもなる。生食で摂るのは難しいので、ジュース(缶ジュース2本)やケチャップやピューレ(大さじ4)などをうまく組み合わせて食べよう。
リコピンは油に溶けやすく熱に強い性質を持っているので、煮込み料理や炒め料理もお勧めだ。トマトはたくさん食べ過ぎると体を冷やす働きがあるので、適量で美味しくダイエット効果と美容効果をゲットしよう。
京都大学 トマトから脂肪肝、血中中性脂肪改善に有効な健康成分を発見:効果を肥満マウスで確認
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/女性の美学 ”体の美容液”栄養満点の「トマト」で健康と若返りを手に入れよう!
http://josei-bigaku.jp/health/tomatobiyou6450/