福島原発由来かは不明
岐阜県の野生獣の肉から、放射性セシウムが検出されたそうだ。
Image: kevinzim岐阜県は、10月16日に中津川市で確保されたイノシシ肉と、下呂市で確保されたシカ肉からそれぞれ、1キロあたり3.35ベクレルと同6.0ベクレルの放射性セシウムが検出されたと、1日、発表した。検査は、福島第一原発の事故を受け実施された。各1頭の肉を、県保険環境研究所(各務原市)で分析し、狩猟期間が始まるのを前に、初めて行われたとのこと。
’ぎふづくり推進課’では
「数値が非常に低く、福島原発事故が原因なのかわからない」
とコメントをしている。
北関東では規定値以上の放射性セシウムを確認ずみ
福島第一原発事故以来、野生獣の肉の検査は、北関東中心に行われている。10月25日現在、暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されている県と内容は、以下の通りだ。
●福島、宮城、栃木、茨城 … イノシシ
●栃木 … シカ
編集部 松田鞠
中日新聞