えのき茸には体脂肪減少や花粉症の改善にも効果が!
東京農業大学教授で”きのこ研究の第一人者”である江口文陽(えぐち ふみお)教授と、きのこ生産日本一の長野県中野市にある中野市農業共同組合は、「えのき茸」が生活習慣病の予防や改善に効果があるという研究成果報告会を2104年7月31日に実施しました。
報告会では、平成23年度から平成25年度までの3か年に江口教授とJA中野市が行った研究成果を報告。報告の中心となったのは、最新の「糖尿病予防効果」について。また、「えのき茸」には体脂肪減少や花粉症の改善にも効果があるという発表もありました。
(画像はプレスリリースより)
みそ汁やカレーに使えるえのき氷
今回の報告会では、えのき茸をペースト状にして煮出したものを凍らせた「エノキ氷」に、糖尿病の予防や改善に関する効果があるということが発表されました。
「えのき氷」の摂食による臨床試験では、12週間にわたり「えのき氷」を摂取し、飲用前、飲用後、飲用中止後の血液検査を行ったところ2カ月後から糖尿病の予防・改善に関する効果を確認。同時に行われたえのき加工食品を摂取する臨床試験では、ほとんど効果が見られませんでした。
また、きのこの魅力を知っていただくためのイベントも行われました。「きのこマイスター」を主催している、「日本きのこマイスター協会」の前澤憲雄理事長、JA中野市えのき茸部会・田川部会長、ママ読者ブロガーを交えた「きのこと健康に関する座談会」を開催。たくさんのママとお子様が参加しました。

日本きのこマイスター協会
http://kinokomeister.com/「えのき」の共同研究成果報告会に関するプレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000010989.html