メタボリックシンドロームは夏太りも原因のひとつ?
株式会社オールアバウトが運営する「生活トレンド研究所」において、2014年第10弾となる「夏太り」に関するレポートが発表されました。
2008年4月から「メタボリックシンドローム」の検診・保健指導の実施が義務化されたにもかかわらず、2010年の20~60歳男性の肥満率は31.2%、40~60歳女性の肥満率は22.2%と前年に比べて微増しています。
2013年に「生活トレンド研究所」が実施した「夏太り」に関する調査結果を踏まえて、さらに今回は「夏太り」の原因や対策について調査しています。調査の対象となったのは首都圏(1都3県)在住でフルタイム勤務の20~59歳の男女計877名。調査期間は、2014年6月2日(月)~6月3日(火)です。
(画像はプレスリリースより)
しっかりと栄養を取って夏太りを防ぐ
調査では、4人に1人が昨年の夏に体重が増えたと答えました。そして、夏に太った人の89.6%が「年々体重が増加している」と答え、メタボへの第一歩である可能性が浮上。
夏に食べる食事の調査では、「コンビニでおにぎりを購入」「コンビニでパンを購入」などの回答が得られました。夏の暑さで食欲が落ちたことを理由に炭水化物を単品で食べることが多くなり、結果「栄養失調太り」になりやすくなっているようです。
このような「栄養失調太り」を防止するには、納豆や大豆製品、卵、魚系の缶詰などをプラスするのがいいと管理栄養士の浅尾 貴子さんが解説しています。また、食欲のなさから食事時間が不規則になりがちですが、決めた時間に食事をするのも、「栄養失調太り」を防止するのにいいそうです。

生活トレンド研究所
http://allabout.co.jp/trend_lab/「夏太り」に関するアンケート調査のプレスリリース(@Press)
http://www.atpress.ne.jp/view/47698