漢方薬で代謝をアップ!
一般社団法人国際統合治療協会は、地域のかかりつけ診療所にて保険適用の漢方薬で肥満治療を開始しました。また、東洋医学の専門スタッフによる生活習慣改善の指導や代謝アップの鍼治療も、必要に応じて行っています。
肥満度を表す指標のBMIは、体重(kg)を身長(m)で割って2乗したもので、その数値が18.5~25が「普通体重」、25以上は「肥満」となり、「肥満」もその度合いによって1~4に分けられています。BMI22が一番病気になりにくい健康な体重とされており、25を超えると糖尿病、高血圧などの生活習慣病のリスクが上がり、30を超えると積極的な治療が必要です。BMIと内臓脂肪の蓄積は必ずしも相関しないので、ウエスト周径も気にしなければいけません。
肥満が引き起こすさまざまな病気
肥満によって引き起こされる健康障害は、糖尿病や高血圧、脂質異常症、高尿酸血症などのほか、脳梗塞、動脈疾患、脂肪肝、不妊症、睡眠時無呼吸症候群、変形性膝関節症などたくさんあります。生活習慣を見直すことで、肥満症を改善し、肥満に伴う体の不調も同時に改善できるのです。
漢方薬での治療は、代謝を良くする漢方薬を使用して根本的な治療を行います。防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)は、血流を整えて代謝を良くし、冷え性やむくみを改善。防己黄耆湯(ぼういおぎとう)は、水分の代謝を良くすることで、下半身のむくみや肥満に伴う関節の痛みや腫れをサポートします。桃核承気湯(とうかくじょうきとう)は、便秘を改善し、月経不順や頭痛、めまい、肩こりなどを改善してくれる漢方薬です。
漢方外来ナビ
http://kampoclinic.net/clinic/漢方薬による肥満治療に関するプレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/