健康アプリデータから分析
200万人超の会員が利用する健康アプリ「WM(わたしムーヴ)」を提供しているドコモ・ヘルスケア株式会社が、スマートフォン向けヘルスケアサービス「からだの時計 WM」の機能のひとつ管理栄養士相談サービスの利用データを基に、からだと食生活に関する調査と分析を行い、情報を公開しました。
食事時間が遅い、揚げ物摂取も多い
その結果はまず「BMIが肥満の人より太り気味の人のほうが食事時刻が遅い」ということです。BMIごとの夕食の食事時刻を調べると太り気味の人が一番遅い時間に食事を摂っていることが判明。特に22時以降の食事が多く、夜型の生活をしていることがわかりました。
次に「BMIが肥満の人より太り気味の人のほうが、夕食の揚げ物摂食率が高い」同じくBMIごとに夕食の食事内容をみてみると、太り気味の人が一番、連続的に揚げ物を食べていました。太り気味の人が食べる揚げ物の回数は肥満の人の2倍、月に3~4回ほどとなっています。
総じて肥満の人のほうが健康を気にしているのに対し、太り気味の人はそれほど健康課題を意識せず、食生活も乱れがちという結果が。太り気味の人は要注意です。
食生活が乱れがちな忘年会シーズンをどう乗り切るか
しかし12月は忘年会シーズン真っ盛り。管理栄養士の小島美和子先生のアドバイスによれば、夜は脂質の代謝が落ち体脂肪に変わりやすくなるため、二次会など21時以降の飲み会は油脂の多いつまみは控えめに。お酒も糖質の少ないものやノンアルコールのものを。
また宴会後の対処方法としては、早寝早起き。朝日を浴びて体内時計をリセットし、代謝を上げて翌日の消費カロリーを上げ、脂質や糖質が脂肪に変わる前に消費することだそうです。肥満ではないから安心、は禁物。食生活は大事にしましょう!
(画像はプレスリリースより)

ドコモ・ヘルスケア株式会社のニュースリリース
http://www.d-healthcare.co.jp/newsrelease/2015/1208.htmlドコモ・ヘルスケア株式会社
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