脂質は体の構成に必要
油はダイエットの敵!と思い、日頃の食事の中でできるだけ避けているダイエッターは多いだろう。確かに油脂はカロリーが高く、贅肉に変わってしまう。しかし、体を構成する細胞膜やホルモンの原料になるなど、なくてはならないものだ。
取り過ぎに注意しながら上手につき合いたい油脂。「油」と「脂」の違いを知り、上手に摂取したい。
油脂は原料により植物由来の「油」と動物由来の「脂」がある。1日当たりの摂取目安は1日の摂取カロリーの20~25%、30~40グラムとされている。
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食品に含まれる油脂量を知る
食事から極端に抜いてしまうとダイエット後のリバウンドや体調不良すら招く油脂分だが、どの食材にどのくらい含まれているかを知っておくことで気になる食べ過ぎを防ぐことができる。
糖尿病専門医の福田正博線によると、見た目では分からない油脂分を含む食品は多く、注意が必要とのことだ。油脂分というのは当然ながら野菜類では少なく、肉類に多く含まれている。ベーコンやソーセージなどの加工食品でも含量は高い。
調味料にも隠れ脂質が存在していることを忘れてはいけない。ドレッシング類やマヨネーズには油分が含まれることを意識してサラダにかける量を調節している人もいるだろう。ポタージュやデミグラスソース、カレーのルーにも油脂分が隠れていることを意識するべきだろう。
バターや生クリームはもちろん、ホイップクリームやコーヒーのクリームにだって油脂分は隠れている。
食品の油脂分を知るには、食品の表示をよく見て何にどれくらい含まれているかにも気を配ってみよう。知ることが意識につながり、ダイエットの1歩になるはずだ。

マイナビニュース とりすぎに注意! 隠れ油が含まれる食べ物とは
http://news.mynavi.jp/c_career/level1/yoko/2012/07