巷に溢れるダイエットの常識を斬る!
日刊SPA!に「間違いだらけの健康法」で断食やダイエットに関する記事が掲載された。「伊達式コンビニでダイエット」の著者で栄養管理士の伊達友美氏によると、断食によるデトックスダイエットは危険があるという。
伊達氏によれば、断食とは「体質改善」のために行うもので、ダイエット目的に行うものではないという。
断食は一定の期間、固形物を摂取しないことで体を排泄モードに切り替え、体内の毒素を排出すると言う考え方。最近は専門の道場も登場し、人気を集めている。
しかし伊達氏によると、肥満の人がダイエット目的で断食をすると、逆に体が飢餓状態と勘違いしてエネルギー消費を抑えるようになってしまうという。それにより、痩せにくい体質になってしまうこともあるそうだ。
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カロリーゼロの落とし穴
ダイエットにまつわる思い込みは他にもある。カロリーゼロの食品ならどれだけ食べても太らないと思っていないだろうか。
伊達氏によると、「甘いものを食べたい」と思うときは脳が糖を欲しているときだという。食べたものの中に糖が含まれていないと、脳は「もっと食べろ」と指令を出す。この結果、暴飲暴食に繋がることがあるそうだ。
ダイエットをしたければ、体にとって必要なものを積極的に摂取することが効果的であるとの意見もある。摂らないダイエットより、必要なものを効率的に摂取するダイエットが長い目で見れば健康的に理想の体を手に入れることができるのだ。
日刊SPA! 間違いだらけの健康法
http://nikkan-spa.jp/196041