東北の魚介類セシウム値が上昇中、クロイソ1420Bqで国の基準値ゆうに超え　～今後5年はさらに多種・広範囲汚染の懸念～

原発事故後の水産物のサンプリング調査は、水産庁が、福島や茨城ほかの各都道府県や業界・団体などとともに、週1回程度の割合で実施している。2日までに、計3475検体を調査したとのこと。

Image: Arthur Chapman

11月に入って以来、福島沖などで捕獲されている魚介類の、放射性セシウム値の上昇が、以前に増して加速化していると日刊ゲンダイが報じている。10月初旬ころには、国の規制値（1キロ当たり500ベクレル）にも及ばなかった数値が、中旬ごろから様子が変わってきたという。

10月中旬頃からは、以下のように、規制値を上回る検体がではじめたもよう。

そして、11月は次のようだ。

この状況について、NPO法人「食品と暮らしの安全基金」小若順一代表（著書：放射能を防ぐ知恵）は

と述べている。

引き続き、公表される数値など、データの監視を冷静にしてゆくことが重要だろう。


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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　編集部　松田鞠



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