メタボにえのき茶が効く!
これまでも数々の食材がダイエットに効果があるとスーパーなどの店頭から姿を消す現象が起きた。今回はNHK朝の情報番組「あさイチ」で紹介された「えのきたけ」が人気を集めている。
食物繊維やビタミンを含むキノコ類は、以前よりダイエット向きの食材として知られてきたが、今回えのきたけでダイエット効果を持つ新成分が発見されたとのことで特集された。
えのきたけに含まれる「エノキタケリノール酸」には内臓脂肪を減らす効果があることが国際会議で発表されることになっているとのことだ。番組ないでも。えのきを干して熱水抽出したえのき茶を2週間飲んで内臓脂肪が26%減少した例などが紹介され、主婦達がえのきに殺到したとのことだ。
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干して食べると旨味もアップ
えのきの産地は長野県中野市であるが、地元の割烹では干しえのきを使った料理が出されている。えのきは干すというひと手間を加えることで、旨味が凝縮して噛めば噛むほど味が出てくるそうだ。
干しえのきは風通しの良い場所で2時間天日干しするとできる。干すことでカルシウムを吸収するのに必要なビタミンDが2倍になる。干しえのきはスープや天ぷらなど様々な用途で使える。
内臓脂肪を減少させるエノキタケリノール酸を効率よく摂取するために番組ではえのき茶が紹介された。天日干ししたえのきを細かく刻み干しえのき5グラムに対し95℃のお湯500mlを注いで30分抽出するとえのき茶ができる。お茶の中の干しえのきも一緒に食べると効果的だ。冷やして飲んだり料理に使っても効果は変わらない。
エノキタケリノール酸の効果はBMI(ボディマス指数)が26以上と高めの人やウエストが95㎝以上のメタボの人で特に高い効果が確認されている。放送直後には品切れした店もあったようだが、えのきは安定的に供給される。安くて懐にも優しいえのきの画期的な恩恵を受けてみよう。

NHKあさイチ スゴ技Q えのきたけ徹底活用法
http://www.nhk.or.jp/asaichi/2012/10/02/01.html