蓄積された脂肪を燃焼させるとはどういうことか
痩せたい痩せたいと毎日のように体重計に乗り、数字の増減に一喜一憂してはいないだろうか。
根本的に「痩せたい」のなら、体内に蓄積している脂肪を燃焼しなければならない。1キロの脂肪を燃焼させるには、7,200kcalエネルギー消費すればよい。1ヶ月で1キロ痩せようと思うと、1日当たり240キロカロリー消費エネルギーが摂取エネルギーを上回ればよいのだ。
カロリーと太る仕組みについて、ヘルシー食堂レシピでもお馴染みタニタの社員がマイナビニュースで解説した。健康のプロが教える減量術とは。
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脂肪1キロを侮るなかれ!
体脂肪が増えると見た目が残念になる上に、生活習慣病の発症など体にとっても良くない。
1日に240キロカロリー余計に消費すればよいのだが、食べ物に換算すると発泡酒のロング缶1本程度、運動に換算すればウォーキング約50分(標準体格の30~40代男性)となる。食べ物を我慢するか、運動するかはその人次第だがこれらを確実に実践すれば1ヶ月で1キロの脂肪を確実に減らすことができる。
脂肪は密度が低いので重さの割に体積が大きい。1キロ減らせば、見た目はかなりスリムになるというメリットがある。ウエストにして1センチは変化が表れる。
体重は水分量によって大きく変化する。体脂肪の量に変化がなくても痩せたような錯覚を起こす危険性はある。摂取と消費カロリーのバランスを意識することで徐々に体脂肪に変化が表れる。本当に減らしたいのは、内臓についた脂肪だ。

マイナビニュース 無理・無駄・ムラなくカロリーコントロールでダイエット
http://news.mynavi.jp/column/cal/001/