ケチャップとマヨネーズ制限で自国の食文化を守る
このほどフランスの小学校では、給食でのトマトケチャップやマヨネーズの使用を、フライドポテトのみに制限するという規則ができたそうだ。
Image:Andrew Stawarzしかも、使用が許可されるのは週に1度だという。
レストラン協会のクリストファー・ハバート委員長によれば、今回の変更は、公衆衛生的や教育的観点からの決定だそうで
「子供たちには、フランス料理にもっと馴染んでもらいたく、料理のレシピも受け継いでいってほしいんです。ケチャップやマヨネーズを使うことで、食べ物が、何を食べても同じような味になってしまうのを食い止めるには、制限が必要だと考えています。」
また、乳製品とパン類は、毎食食べるようにする必要があるとも。
発端は海外(イギリス・アメリカ他)への反発意識も?
ケチャップをドバドバと使う様は、フランス人にとって、ハリウッド映画や、イギリス出身の歌手アデル(編集部注:最近、複数の賞を獲得するなど大変人気)の曲をアイポッドで再生することと同様に感じる場合もあると、「メトロUK」では締めくくっている。
編集部 松田鞠
METRO(英文)